当院の手術について

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当院の手術-7つの約束

【1】手術は事前予約制

事前予約OK

当院では、通常の診療はご予約を受けておりませんが、外科手術に関しましては事前予約を承ります。このコーナー下部に掲載しております「室見動物病院で行なうことができる手術」一覧に関しましては、前もって日程を決めていただけるものですので、ご確認ください。

手術前の準備

わんちゃん・ねこちゃんも、手術の前には準備が必要です。動物病院に前泊させるとストレスになってしまうことがあります。ストレスを感じると生体に負担をかけてしまいますので、手術の前日は住み慣れた飼い主様宅で普段どおりゆっくりと過ごさせてあげましょう。

また、わんちゃん・ねこちゃんの外科手術は基本的に全身麻酔を施します。麻酔中に胃の中のものを吐いてしまうと肺に入り誤嚥性(ごえんせい)肺炎を引き起こす恐れがあります。そのため、手術前日から「絶食・絶水」させるよう、飼い主様にご協力をお願いしております。〇時~といった具体的な時刻につきましては、手術前の説明時に詳しくお話させていただきます。

緊急時の受け入れOK

当院が大切にしていることのひとつに「生命優先」という思いがあります。

通常時は手術に対する充分な事前説明と同意をもとに、手術に向けてわんちゃん・ねこちゃんの体調を整えていただいております。しかし、緊急時や急激な容体の変化など、直ちに処置しなければ生命に危険がおよぶといった場合は、たとえ時間外でも外科手術を行ないます。

当院は常に「その子のため最良の治療を」という意識で、飼い主様と一緒に、わんちゃん・ねこちゃんのことを考えていきたいと思っております。

【2】丁寧な説明

事前説明

当院では、わんちゃん・ねこちゃんの外科手術につきまして、事前に充分な説明を行なっております。時間にして30分から1時間くらいかけ、症状・病気・手術内容・料金・リスクなど、あらゆる方向からお話しいたします。手術によって得られるもの、手術によって失う可能性があるもの、その両面から、飼い主様と一緒に考えていきたいと考えております。

納得のいく決断をしていただくため、手描きイラストで図解したり、専門書や過去の症例の写真を用いたりと、具体的でわかりやすい説明を心がけております。

セカンドオピニオン

麻酔について、100%の安全はありません。それでも当院は、限りなく100%に近づけるよう努力を怠らず、99.99999……%を目指しております。また、手術の方法や料金、リスクなどに不安が残る場合は、気軽にお尋ねください。

わんちゃん・ねこちゃんの外科手術は動物病院によって料金があまりにも違うので戸惑われる飼い主様も多いようです。手術料金の目安としましては、日本獣医師会が全国の動物病院を調査した料金がインターネット上でもご覧いただけると思います。充分にご検討いただいたうえで、納得のいく選択をしていただけたらと思っております。

【3】器具と材料は最高品質のものを

使い捨て

当院では使い捨てができるものは基本的に使い捨てとし、院内感染や他部位への感染などを徹底的に防いでいます。

滅菌処理

手術に使用する器具・器材などは常に最新のものを取り入れております。もちろん使用するたびにきちんと滅菌処理を施し、安心安全に手術が行なえるようにしています。

また、緊急手術に備え、数セットの手術器具はいつも滅菌状態です。

どんな時でも安心して、安全な手術を心がけております。

手術用の糸

医療分野における技術革新は目を見張るものがあります。それは動物病院においても同様で、日々すぐれた器材が開発され、国が許可した後、出回ってきます。

なかでも手術用の糸の開発には目を見張るものがあります。手術用の糸は縫合糸と呼ばれ、縫う目的によって細い糸から太い糸まで多数あり、材質も絹糸、合成糸、ナイロン糸、ステンレス網糸など多数あります。また編み糸か単線(モノフィラメント)かに分かれます。

昔の時代は見るからにわかってしまうような傷跡が残っていたものですが、今では傷跡もなく、きれいに縫い合わせられるようになりました。しかし縫合糸の選択を誤ると傷痕が残ったり、異物となったりします。いちばん良いのは、ほどけにくく・しっかり縫うことができて・傷跡にならない糸です。当院では外科専門医として、信頼できるメーカーの最高品質の糸を使い続けております。飼い主様からも「どこを縫ったかわからないですね」とお喜びの声を頂戴しております。

【4】生体モニターで手術中の状態を把握

獣医療の進歩

当院では手術中は必ずモニターをつけ、心電図や血圧など命に関わる大切な情報をリアルタイムで管理しております。

今では主流になりつつあるこの手法ですが、以前はそこまで行なう動物病院は珍しかったと記憶しております。獣医学そのもののスタンスが時代とともに変化してきたからでしょう。昔は獣医学は家畜を中心とした考え方でしたが、近年はペットなどの小動物に重きが置かれるようになりました。

大学でも「手術中はきちんとモニターを取るように」という指導がなされ、動物たちの医療もより人間の医療に近づいたと言えるでしょう。

生体情報をリアルタイムで管理

わんちゃん・ねこちゃんの手術は、基本的に全身麻酔をかけて行ないます。全身麻酔はどうしてもリスクが伴いますので、麻酔中の生体情報をしっかりと管理することが大切です。

手術中は術野以外はドレープをかけますので、顔や身体を目で確認することができません。そこで、手術中の身体の情報を生体情報として各種センサーからモニターを行なうわけです。

モニターで管理するのは、心電図・血圧・血中の酸素濃度、二酸化炭素濃度、呼吸回数、体温、麻酔濃度などです。

【5】痛みの緩和

痛みの緩和

手術の前・術中、術後を通して、麻酔による痛みの緩和を行ないます。

痛みがあるとわんちゃん・ねこちゃんは当然ながら暴れます。暴れると、適確な治療が行なえないばかりか、大変危険です。麻酔を使わない場合は、わんちゃん・ねこちゃんが痛がらない範囲でしか治療を行なえません。

当院では、わんちゃん・ねこちゃんの健康とよりよい暮らしを願って、痛みを緩和しながらの治療を心がけております。

痛みの管理

当院における痛みの管理は、麻酔の管理でもあります。

麻酔が不十分ですと途中で覚めてしまい痛みを感じて暴れたりする可能性があります。麻酔が効きすぎると、麻酔からの回復、つまり目が覚めるまでの時間が遅れます。

よって当院では、手術前の投薬段階から、麻酔の効果・状態をしっかりと管理しております。血液中の麻酔の濃度をリアルタイムでモニターし、状態を把握し、必要かつ充分な麻酔をできるだけ低い濃度で維持します。それが、わんちゃん・ねこちゃんの体への負担を最も軽くする方法です。もちろん、手術後も痛みの度合いに応じて痛みのケアをしていきます。このような痛みの管理という観点は、現代では獣医界での常識となってきました。

ペットがより家族として捉えられるようになったからでしょう。

【6】手術後の点滴療法

手術後の点滴

当院では、手術後はだいたい7日程度、わんちゃん・ねこちゃんには入院していただいております。入院していただくのは、点滴療法を行なうためです。感染防止など安全管理のためでもありますし、そういうトラブルを未然に防ぐことで術後の回復もよくなります。
※去勢手術と避妊手術は基本的に1日の入院で翌日退院とし、1週間後に来院して頂き抜糸します。

整った入院環境

当院に在籍している動物看護師は6名。家族の方々に代わり入院中のわんちゃん・ねこちゃんのケアをいたします。

食事や排便・排尿のケア、薬の服用、点滴の処置、術野のケアなど、心のこもった対応をしております。

わんちゃん・ねこちゃんが少しでもストレスなく回復できるよう、当院のスタッフ全員が力を合わせたチーム医療を提供してまいります。

【7】手術後の説明

データの開示

当院は、手術中に心電図・血圧・血中の酸素濃度、二酸化炭素濃度、呼吸回数、体温、麻酔濃度などをモニターしています。それと同時に、手術中「いつ」「何をしていたか」を、同席の動物看護師が細かく記録しています。

わんちゃん・ねこちゃんがどういう処置を受け、その時どういう状態であったかを、手術後、飼い主様に丁寧に報告させていただきます。

飼い主様に寄り添う声かけ

わんちゃん・ねこちゃんとの暮らしは、手術後も快適に暮らせるよう指導しております。

当院は手術後の回復のために心がけていただきたいことや、その後の暮らしのために気をつけていただくポイントなどを、アドバイスさせていただいております。再発防止や健康で長生きしていただくために、とても大切なプロセスです。

セカンドオピニオンについて

「何か納得がいかない」「もっと違う治療があるのでは?」
このような漠然とした不安を抱えていませんか?
そんなときはセカンドオピニオンを考えてはいかがでしょうか。
多角的な意見に触れることで、自分とペットにぴったりの治療方針や解決策が得られることがあります。
当院でも積極的に受け入れておりますのでお気軽にご相談ください。

<セカンドオピニオンとは>
今かかっている病院の治療について、漠然とした不安がある場合に、他の医師に意見を求めることをセカンドオピニオンといいます。
人間の医療においては一般的ですが、実はわんちゃん・ねこちゃんの獣医療においてもとても有効です。
主治医へ不信感があって他の病院を探すのは転院です。
セカンドオピニオンはあくまでも別の視点での意見をもらうこと。
もちろんセカンドオピニオンの結果、転院という流れはあるかもしれませんが…。
愛するわんちゃん・ねこちゃんのために、納得のいく治療方針を探ってみませんか?

セカンドオピニオンの条件

  • 飼い主さまと、双方の獣医師がセカンドオピニオンの理念をきちんとわかっていること。
  • 主治医から十分な情報が提供されること(臨床所見、検査結果、投薬歴など)。
  • セカンドオピニオンを行う獣医師が、その疾患についての十分な知識を持っていること。

セカンドオピニオンのメリット・デメリット

メリット

  • 新たな診断や治療法の提案が得られる可能性がある。
  • 主治医の意見と方向性が同じであれば安心して治療を続けられる。

デメリット

  • セカンドオピニオンが正しいとは限らない。
  • 時間と診察費用はその分必要になる。

当院におけるセカンドオピニオンの考え方

対応可能な疾患について、セカンドオピニオンとしての診察を受け入れております。 当院で治療中の飼い主さまがセカンドオピニオンをご希望される場合は、専門医の紹介を行ったり、検査結果や治療歴の要約、あるいはカルテのコピーをできる限り提供いたします。転院をご希望の方へも、同様の対応をいたします。
これまでの経過や治療歴がわからないままでは、転院先で診断に困ってしまったり、組み合わせの悪い薬を使ってしまう恐れがあるからです。
すべては飼い主さまと大切なわんちゃん・ねこちゃんのために、最善を尽くしたいという思いで対応しております。

設備紹介

 
 
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