スタッフブログ

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2015.08.12更新

こんにちは。

毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、ワンちゃんのお口のケアについてのお話しです。

 

飼い主様の中にも歯石や口臭でお悩みの方も多いのではないでしょうか?

ワンちゃんのお口のケアでは歯ブラシを使った日頃のブラッシングが効果的ですが、

どうしても歯磨きを嫌がるワンちゃんや、時間の都合でなかなか歯磨きができず歯石がついてしまうこともあるかと思います。

歯石がたくさんつくと歯周病の原因となり、ひどい場合は眼の下が腫れてきたり、くしゃみがでることもあります。

残念ながら、一度ついてしまった歯石は歯ブラシでは取ることができませんので、麻酔下でのスケーリング(歯石取り)が必要です。

 

先日も歯磨き嫌いのワンちゃんのスケーリングを行いました。

左が処置前、右が処置後の写真です。

処置前処置後

 

あまり物を噛まない前歯や犬歯に歯石がたくさんついていますが、処置後にはきれいになっています。

 

スケーリングではこのように見た目をきれいにする目的もありますが、実はもっと大事なことがあります。

それは、外からは見えない歯周ポケットの歯石や歯垢をきれいにとることです。

歯周病は歯と歯茎の間に詰まった歯石の中で繁殖した雑菌によって歯茎の炎症が起こることがきっかけで悪化していきます。

そのため、歯周ポケットの汚れを取らずに表面の歯石だけを取っても歯周病を予防する効果はほとんどありません。

 

歯周ポケットの歯石を取るには歯と歯茎の間にキュレット(先の尖った歯石取りの道具)を入れなければいけませんが、

意識がはっきりしている状態でそんなことされたら痛くてたまりませんよね。。。

そのため動物病院でのスケーリングでは麻酔をかけてあげる必要があります。

 

スケーリングで歯石をきれいに取ったあとは再び歯石がついてしまわないようにケアしてあげます。

今回のワンちゃんは歯磨きを頑張りながら、抗菌作用のあるサプリメントを一緒に使ってもらうことにしました。

 

お口のサプリメントにはいろんな種類がありますが、今回は最近発売された、飲み水にまぜて使うジェルタイプのものを選びました。

オーラティーン

 

ワンちゃんの口臭やスケーリング、サプリメントについて詳しくは病院スタッフへお気軽におたずねください。

山本

投稿者: 室見動物病院

2015.08.07更新

こんにちは

連日の猛暑で日中の外来は少なめです

朝晩の涼しい時間に診察も混み合っていますので

お時間のご都合をよろしくお願いいたします

 

さて、先日、福岡市獣医師会の公開セミナーに参加してきましたbookpencil2

樋口橈骨

今回の演者は日本一の整形外科医である動物整形外科病院の樋口雅仁先生でしたglitter

講演内容は前肢の骨折でした robot

毎年、飼育頭数が上位にランクされるトイプードルは橈骨尺骨(肘と手首の間)骨折が多い犬種です。

その整復にはプレートというステンレスの金属板を用いることが多いのですが、

従来の方法では、骨折が治り、プレートを外した後の再骨折も多かったのが実際です。。。汗

 

今回、ご紹介いただいた方法はプレートを2枚用いる方法で、

従来のプレートに加え、さらに長いプレートをその側面に固定し、

骨折治癒後に従来のプレートを取り、側面のプレートはまた後で外すという方法です。

 

となると、その側面のプレートを外せばまた再骨折するんじゃない?

と、思いますよね!?

この側面のプレートは架橋プレートといい、その名の通り橋を架けている固定法で、

従来のプレートは何箇所もビスを入れて、骨としっかり固定しますが、

側面の架橋プレートは端と端だけビス止めし、真ん中はフリーなのです。

そのため、骨が曲がり・しなることで骨の強度が増しリモデリングしていくのです。

なるほど。。。bookpencil1

 

その前に、骨折で多いのはソファやベッドからの飛び降り時です。

小型犬は特に要注意してくださいねcone road

<副>

 

骨折のことなら福岡市の室見動物病院まで

投稿者: 室見動物病院

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